■ストーリー

現代の日本に突如「魔獣」が現れ、人々は毎日を魔獣の影に怯えながら暮らしていた。

魔獣は女性を○す……そしてその精液を注がれた人間は血液が瞬間沸騰し、爆発してしまうのだ。

今や人類は存亡の危機にあった。

だが研究の成果により、魔獣のエネルギーを吸収する技術が開発された。

しかし、エネルギーを吸収するためには魔獣に近づかなければならず、

さらに吸収したエネルギーはそのままでは非常に不安定な為、

現状はそのまま爆破するという手段しか取られていなかった。

魔獣の襲撃の度に装置を浪費していくこの方法を改善するため、数々の研究がなされ、

エネルギーを強化スーツとして転用する技術が開発される。

―― STRAN(C)XEシステム……通称：【サキュバシステム】 ――

そう名付けられたシステムが完成し、被験者第一号が誕生するその日、研究所が魔獣の襲撃を受ける。

そして、その騒動に巻き込まれ、一人の少女は命を奪われる。

そして、彼女は再び目を覚ます。

魔獣を狩る、変身ヒロインとして……。

登場キャラクター

●命苫 つづみ　（CV：蒼乃むすび）

原画：さいとうつかさ

本作のメインヒロイン。

本来は姉の「心音」がサキュバシステムの被検体であったが、その試験の際に魔獣たちに襲撃され、その際、つづみは魔獣に心臓を貫かれて絶命してしまう。

心肺機能以外、肉体が破壊されなかったことで、瀕死の姉、心音が自らの心臓（サキュバコア）をつづみに託したことで奇跡的に蘇生。

本来ならば姉と同化するはずだったサキュバスに寄生され、共存することになる。

心肺機能をサキュバシステムに頼っている為、魔獣を倒し続け、そのエネルギーを吸収する以外に生き延びる術はない。

「なぜ、あたしだったの……？ どうしてあたしじゃなきゃいけなかったの！？」

●ユイット　（CV：朝井こもも）

原画：森山しじみ

正式名称(コードネーム)：被検体 No. 888（トリプルエイト）

研究所襲撃の際に⾟うじて難を逃れる。（というよりも歯が立たなくて⼀撃で伸された）

重装甲で肩のキャノン砲による後方支援と、その装甲を活かした防御を得意とするが、反⾯、高速での移動は苦手。

つづみと同系統のサキュバシステム（プロトタイプ）を搭載しているが、⼀部に拒絶反応がみられ、そのシステムにはリミッターが設けられていて機能制限されている。

「そうよ！ どうしてあなたが生きてて、あの人が死ななきゃいけなかったのよ！！」

●リーリエ・V・H　（CV：紅葉りこ）

原画：金目鯛ぴんく

EURO支部より派遣されてきた少女。

装着するユニットはつづみたちの「サキュバシステム」からさらに発展、EURO支部にて独自開発されたもので、寄生箇所を増加させることに成功。

リーリエの場合は 2つの寄生部位があり、偶発的にエストランジェになったつづみよりもハイポテンシャル。

その分、肉体・精神にかかる負荷も大きい。

右腕に大槍の「インペイラー」、左肩上部に巨大な杭打ち機構付きの肩部装甲「スタウロス」が装備されており、超近接特化型である。

「わたしは……あんた達なんかとは出来が違うのよ！」

●四堂 冥　（CV：櫻井ありす）

原画：さいとうつかさ

⽇焼け跡が眩しい謎多き魔法少女。

「あーあ。 また飛ばされて来ちゃったかぁ」

●命苫 心音　（CV：楓花）

原画：さいとうつかさ

つづみの姉。本来のエストランジェ装着者。

もともと適性があり、さらに持病として心肺機能に欠陥があったため、自ら実験体となる。

万全の態勢で試験に臨んだが、魔獣の襲撃が原因で満身創痍になり、さらに妹のつづみも殺されてしまう。

自らも出血多量で生き残ることが不可能と悟った心音は、つづみにサキュバシステムの搭載された心臓を託し蘇生させる。

「私はとても恐ろしい枷を妹に……つづみに背負わせてしまうのかもしれない……」

●リリム　（CV：天野うた）

原画：さいとうつかさ

心音→つづみの心臓に寄生しているサキュバス。

宿主である心音とつづみにしか見えない存在である。

「どうしてそんなに頑かたくなに快楽を否定するの？ ヒトが生まれながらに持っている衝動なのに。」

●シンシア=スウェア　（CV：或流みかん）

原画：さいとうつかさ

対魔獣機関「テアイテトス」の研究所員。

「エストランスシステム」＝サキュバシステムの開発者。

対魔獣との戦闘時の情報分析、新兵器の開発などを担当。

年齢的に近いせいもあり、エストランジェたちとはかなり親密な関係を構築して、特にリーリエとは幼馴染なせいもあって、仲が良い。

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